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ポーランド料理:ビゴスの日

著:マウゴジャタ

スラブ世界研究所フェロー、通訳(日本語・ポーランド語・英語)、エッセイスト

 

写真:ビゴス(ベーコン、ソーセージ)

 

皆様、おはようございます!寒いですね。ご体調は如何ですか。

 

さて、ビゴス bigosのことをご存じでしょうか。ポーランドの煮込み料理です。1月20日は「ビゴスの日」です。実際、1月20日がこのような日であることを知っている人はまだまだ少ないです。しかし、ビゴスそのものは有名な人気料理です。わりとシンプルですが伝統的なビゴスを作るのには時間がかかります。昔の人たちは3日間かけて、弱火で煮込んでいました。すごいですね。

写真:キノコ入りビゴス(肉なし)

 

ビゴスには主にザワークラウト、肉、タマネギが入っています。ただし、ザワークラウトだけですとかなり酸っぱいので、生キャベツも入ることがあります。キノコ、香辛料、その他の野菜が加えられることも多いです。

 

ザワークラウトは発酵食品なので、スーパーフードの一つで、ポーランド人が言うように、「ビタミンとミネラルの供給源であり、健康を促進します」。食物繊維の “宝庫” でもあります。発酵キャベツにはビタミンC、マグネシウム、カリウム、カルシウムと鉄分が含まれています。ポーランド人の好きな食べ物です。

写真:ビゴス(ベーコン、ソーセージ、キノコ、ジュニパーベリーなど)


17世紀および18世紀に書かれたビゴスのレシピによると、この料理にはキャベツは全く使用されなかったそうです。当時の主な材料はさまざまな種類の肉(ローストしたものが多く)、魚や蟹でした。昔の資料を読むと本当にびっくりします。ビゴスの味付けは、レモン、酢またはスイバを加えるのが一般的でした。発酵キャベツを加えるようになったのは、その後のことです。18世紀末、イェンドゥジェイ・キトヴィチJędrzej Kitowiczという日記作家は、「キャベツ入りビゴス」がアウグスト3世時代の典型的な料理だったと書いています。19世紀になりますと、ビゴスには肉よりもザワークラウトが多く使われていました。

 

現在では生キャベツ、ベーコン、ソーセージ、いろいろなコールドカットやワインなども加えます。また、地方により、リンゴ、ドライプルーン、トマトペースト、パプリカ、ジュニパーベリーやジビエを入れることもあります。

写真:ビゴス(ベーコン、ソーセージ、キノコ、ドライプルーンなど)

 

ビゴスを召し上がったことがありますか。お口に合いましたか。いつか一緒に作りましょうね。

 

お元気でお過ごしください!

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