著書紹介
オクサーナ・ヤコヴェンコ1975年1月17日、ウクライナ・ハルキウ市生まれ。 子供の頃から、読書が好きで、「自分をとりまく世界とは何か?」という疑問と向き合い、本の中でその答えを見つけようとした。それが、著者が詩を書き始めたキッカケだった。
ウクライナの医科大学を卒業。「知的発達と発明家の経歴の関係性」を研究テーマに、大学で心理学も修了した。小中学校で心理学療法士として働き、その後、教師となる。2022年2月、ロシアとの大規模な戦争が始まり、ロシア軍の攻撃により自宅が破壊された。息子と共にドイツに避難し、現在、ウクライナ軍を支援するために働いている。
この著作は心理学的抒情詩である。この著作の魅力は、著者が表す独特な有機的世界観が、「人が自分の内面と個性に目を向け、自分の独自性や多様性が感じられるように」読者に訴えている点にある。連想的なレトリックの使い方は、輝かしく、それでいて素直な色彩を帯び、創造的でダイナミックな詩の「流れ」を感じることが出来る。
翻訳者紹介
河津 雅人
1986年、兵庫県丹波市生まれ。天理大学ロシア語コース卒。
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターでウクライナ政治を研究。
モスクワ言語大学に交換留学し、ロシア語を修め、キーウ・モヒラ・アカデミー大学院でウクライナ語を修める。
現在、スラブ世界研究所主任研究員・コーディネーター・通訳・翻訳(ウクライナ語、ロシア語)、 (一社)丹波・タンボフ交流協会代表理事兼会長、日本ウクライナ文化交流協会ウクライナ語担当部長を務める。
YouTuberとして日本文化やウクライナ文化や東欧の言語解説などを世界に発信している。
著者 ©オクサーナ・ヤコヴェンコ(2023年)
訳者 ©河津 雅人(スラブ世界研究所)
© Oksana Yakovenko, 2023 All rights reserved.
Translated by © Masato Kawazu, Institute of the Slavic World, Tokyo 2023
企画・編集
スラブ世界研究所
販売
エリコ通信社
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