ザポリージャ地元テレビ局MTM提供 2024年7月8日付 2024年7月8日、ロシアの大規模なミサイル攻撃により、ウクライナ全土の民間施設が被害を受けている。
被害を受けた主な都市はキーウ、ドニプロ、クリヴィイ・リフ、スロヴャンシク、クラマトルスク等で、ロシア軍は数種類のミサイル、計40発以上を用い、ウクライナ全土の住宅施設、インフラ施設等を攻撃した。
特に、キーウ市中心部にあるオフマトディト小児病院がミサイル攻撃により建物5棟が被害を受け、そのうち1棟は全壊した。
[©MTM]
現在も瓦礫に埋もれた負傷者・犠牲者の捜索活動が行われている。また医師や多くの一般市民が瓦礫の除去、消火活動に協力している。
キーウ市のオフマトディト小児病院は、ウクライナだけでなくヨーロッパでも重要な小児病院の1つであり、キーウやウクライナの他の病院から治療を必要とする子供たちがこれまで何千名も搬送されてきたことで知られている。しかし、現在、命をつなぐ電気、水道、酸素が供給できない状態だ。
ロシアは、自国のミサイルがどこに飛んでいるのかを知らないはずがなく、民間人に対する、子供に対する、人道に対するすべての犯罪について明確に答えなければならない。
そしてロシアが何をしているのか、すべての人が知ることが重要である。
(報道原文:ザポリージャ地元テレビ局MTM)
*このニュースの引用元はスラブ世界研究所のパートナーメディアであるザポリージャの地元テレビ局・MTMの7月8日の報道(映像を含む)です。
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Переклад: Масато Лягушкін (Засновник, головний науковець Інституту Слов'янського світу (Токіо) - партнер Телеканалу МТМ Запоріжжя)
翻訳: 河津雅人(スラブ世界研究所 主任研究員)
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